要注意組織

この街を治めているのは特区長とその下の特別区委員会であるとされるが、実質的には三つの組織-トライアド-によって支配されているといっても語弊はないだろう。
君が賢明な読者であるというのなら、彼らに近づいてはいけない。といってもTOKYOUにおいて彼らに関わる確率はテンナインくらいであろう。・・・諦めろ。私は諦めた。

トライアド

TOKYOUを実質的に支配している組織の総称である。
トライアドは全て【ラッキーストライク】を保有している。(ラッキーストライクについては契約ランクについての項目を読もう)
組織は以下の三つである。詳細なデータも載せたので是非参考にしていただきたい。

行政区【カスミガセキ】に居を構える【中央】セントラル
スラム街【シンジュク】を支配する【獄龍】ファブニール
海岸地区【オダイバ】を拠点とする【結社】アズミッカー

【中央】セントラル
所在地:行政特区【カスミガセキ】
構成員数:3000人(公式)
所属契約者数:150人
所属セブンスター数:15人
所属ラッキーストライク名:幽川・彗星(序列5位)
代表者名:『存在不定』幽川・彗星
危険度:4(5段階中)

備考:世界にまたをかける契約者管理機構の特区支部。契約者は法の下に管理されるべきとの思想の元、今日も違法契約者の選別に乗り出す。
公的な機関だが、なかなか急進的な連中だ。全体の数は多いが、契約者自体は比率でみれば高くはない。しかし、なんといっても驚異的なのはその組織力だ。さらに科学技術も最先端のものを保有しており、彼らのガードロボットだけでも一般人はミンチにされるだろう。そしてもしあなたが契約者であり、さらに登録していないというのなら彼らに見つかってはいけない。何をされるかわかったものではない。


【獄龍】ファブニール
所在地:スラム街【シンジュク】
構成員数:500人
所属契約者数:500人
所属セブンスター数:20人
所属ラッキーストライク名:小鳥遊・シオリ(序列30位)
代表者名:『腐食の姫君』小鳥遊・シオリ
危険度:5(5段階中)

備考:力こそすべて、契約者こそが世界を支配すべきである。気に入らないなら捻じ伏せろ、気に入ったなら奪い取れ。
今は暴力が幅を利かせる時代であったらしい。構成員は中央の六分の一、だがそのすべてが契約者であり、セブンスターに至っては20人も所属している。とてもじゃないが非契約者が太刀打ちできる相手ではない。たとえ契約者でもこいつらにはかかわらないほうがいい。特徴としては体のどこかに必ず龍の入れ墨を入れている。龍を見たら逃げろ。目を合わせてはいけない。


【結社】アズミッカー
所在地:海岸地区【オダイバ】
構成員数:65人
所属契約者数:20人
所属セブンスター数:2人
所属ラッキーストライク名:サエジマ・キョウシロウ(序列3位)
代表者名:『悪の科学者』アズミ
危険度:3(5段階中)

備考:契約者の地位向上を目論む悪の秘密結社。まずは缶拾いから始めよう。
・・・いや、正直ここについては私もよくわからない。オダイバで黒い衣装をまとった連中が缶拾いをしている姿を見たことがあるが、きっと彼らのことだろう。なぜ彼らがトライアドに名を連ねているのかはTOKYOU7不思議の一つと言って差支えないと私は思う。しかし実際に名を連ねている以上、相応の実力持っているということなのだろう。まともに見えるが、危ないやつらに変わりはない。なるべくかかわるな。

その他要注意組織

トライアド以外にも危険な組織は存在する。
危険度こそトライアドに負けるが、一般人からしたら当然彼らだって危険な組織である。

【協会】統一教
所在地:歓楽街【シブヤ】
構成員数:10,000人(一般信者含む)
所属契約者数:不明
所属セブンスター数:1人
代表者名:『狂信者』レスター・クレイマン
危険度:2(5段階中)

備考:世界が荒廃している今だからこそ、思いの統一を
現在の世界において唯一といっていい宗教である。荒廃した世界だからこそ人々が思いを統一することが大切だという教義を掲げている。一見素晴らしい教義であるがつまりは【思想統一】である。ほかの思想は認めない。それはつまり異教徒です。異教徒は排除します。それが世界のすべてです。教義の中には契約者は神の使いとする思想があるため、非常に契約者に対して寛容。関わりたくはない。


【研究機関】ラプラス
所在地:工業地域【ケイヒン】
構成員数:600人
所属契約者数:50人
所属セブンスター数:3人
代表者名:『機神姫』メティクリエ・レンズドルフ
危険度:4(5段階中)

備考:科学(我々)の発展には犠牲がつきものです
サイバネティクス義肢、駆動鎧、人口筋肉、代替臓器、疑似人格、力場生成装置、高圧縮エネルギー、高速通信アルゴリズムetc.etc.TOKYOUが世界に誇る科学技術の10割はここで生み出される。その恩恵を諸君ら設けることになるだろうが、忘れてはいけない。その裏には常に犠牲がいることを。あと被験者募集のチラシを見ても絶対に行くな。誰も帰ってきていない。


【中華街】チャイニーズマフィア
所在地:海岸地区【オダイバ】七龍城(シーロン城)
構成員数:600人
所属契約者数:50人
所属セブンスター数:0人
代表者名:『限界点』鈴々
危険度:3(5段階中)

備考:言者不必有德 何者 言之易而行之難
中華連邦の人間たちで構成されたマフィア、七龍城を根城としており、契約者も多く抱えている。しかしそのレベルは低く、脅威ではない。むしろ中心とされるのはサイバネティクス技術によって体を機械化させたサイボーグ、駆動鎧などを中心とした機械化部隊である。人の技術によって、また知恵によってTOKYOUに息づく強者である。なお、七龍城に行った友人は帰ってこなかった。

  • 最終更新:2017-01-08 00:01:22

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